ここはどんなところ? - 社会福祉法人 二十一世紀会 - 茨城県水戸市・常陸大宮市
ここはどんなところ?
私たちの暮らしぶりを
少しだけお見せします
ここでの生活は、とにかく自由です。行動を遮るような塀や柵はなく、夜間以外は施錠もしません。基本的には好きなときに好きな場所で好きなことができる、それがこの施設の在り方です。また自立を促すべく、さまざまな取り組みも行っています。その生活を少しだけご紹介。
追い求めたのは『自由』な施設であること。守るべきルールはありますが、それは一般社会でも同じこと。健常者が自分の生活を楽しむように、障害者の方々にも自分なりの人生を楽しんで歩んでいただきたい。そんな思いでここまでやってきました。
楽しい!おいしい!
就労支援の一環として「きよらの郷」ではパンを製造・販売。利用者がパンの生地づくりから成形、焼成に至るまですべてをこなしています。その種類は10種類以上! お客様からおいしいと大好評の食パンはもちろん、クリームパンやメロンパンも人気です。またジャムも自家製。施設内の畑で収穫したブルーベリーを大きな釜で煮て甘くおいしいジャムに。施設内だけでなく、道の駅などでも販売しています。
地域との絆
毎年「常陸の国よさこい祭」「水戸黄門まつり」など地元のお祭りに積極的に参加しています。利用者に楽しんで欲しいのはもちろんですが、地域の方々とコミュニケーションをとることで当施設のこと、福祉のこと、障害者についてなどの認識を少しでも深めてもらいたいと願っています。
春と秋には旅行!年間行事も目白押し
この施設では春と秋に旅行を企画。国内の温泉地を訪れたり、韓国や台湾といった海外旅行にも。一緒に食事やお酒を楽しみ、カラオケをするなどして満喫します。また春には花見、秋には遠足、冬はクリスマス会など年間行事も多数計画しています。
体を動かすことも大切です
当施設の決まり事の一つに、毎朝のラジオ体操があります。部屋の中に閉じこもっているのではなく、外に出て体を動かすことで、気持ちのいい汗をかき、自然の風を感じながら、外の空気をいっぱい吸い込みます。施設にはグラウンドもあります。運動やイベントを楽しむことができます。
色鮮やかな花壇の理由
ここを訪れた方がまず驚くのは鮮やかな花々が施設のあちこちに咲いていること。実は、花壇の植え替えも施設利用者が自分たちで行います。土いじりをすることによって気持ちが落ち着き、色鮮やかな花に囲まれていることで感受性が豊かになるためです。明るい気持ちをもって生活することができます。
自分でできることは、自分でやります
食事の用意や片付け、洗濯など、できる方には当番制で行ってもらいます。自分のことを自分でやってもらうことで自信を育み、自立心を養うことができます。
豊かな環境を生かして
地元農家の休耕地をお借りして野菜や米、果物を栽培。労働という意味合いもありますが、何より自然と触れ合うこと、そして季節ごとに採れる旬の食材をいただくことこそ大切だと考えます。ジャムづくりの材料になるブルーベリーを中心に、大根、さつまいも、じゃがいも、ねぎなど多種類の野菜を育てています。